従来、荷役作業用にテールゲートリフトを車両に架装したが、移動式安全リフトにて荷役作業が対応可能。 重量物を車体へ架装しないため、環境負荷も低減できます。

運搬物の軽量化による物流コスト削減

テールゲートリフトは、荷役業務にとって不可欠な存在となっていますが、決まった倉庫間の運搬などでは、「テールゲートリフト」の変わりに「移動式リフト」を用いることで大きなメリットがでることがあります。

The TRUCK 2018年12月号
The TRUCK 2018年12月号より
●400kg積載増、10年間に約1千800万円の稼ぎに

次に、物流コストの視点でみた「移動式安全リフト」のメリットを分析してみたい。

トラックに搭載する荷役装置の代表的なものにリフトゲート通常「ユニック」と呼ばれる搭載クレーンがある。リフトゲートは積載物を地面から荷台の高さまで持ち上げたり下ろしたりする役割に使われる。搭載クレーンは、長尺物や石など重いモノを吊り下げて積み下ろしする場合に使用される。

これらの荷役装置がトラックに搭載されていれば、何時どこででも荷物を積み下ろしできるので便利である。しかし、トラックにこれらの荷役装置を搭載すると、その装置重量だけで車両が重くなるので減トン、つまり荷物を積載できる重量が減らされてしまうことになる。

それだけではない、荷役装置を搭載していないトラックに比べると、車両が重くなるので、燃費が悪くなるし、CO2排出量も多くなる。(中略)

中型車1台の運賃を1日500km走行するとして60,000円(車扱い)と仮定する。すると、1トンあたりの運賃は1日15,000円、400kgに換算すると6,000円になる。トラックが1ヶ月25日稼働するとして、400kgの荷物を1ヶ月運べば6000円×25日で150,000になる。これが1年間だと、1,800,000円、10年間だと実に、18,000,000円にも上るのである。

では燃費はどうか。

トラックは荷物を満載している時は装置重量は燃費に関係ないので、空車時で計算することになるが、仮に1日500km走行する内の半分、250kmが空車だとして、この距離に対する燃費を比較することになる。

一般に車体重量を10%軽量化すると燃費が2~3%改善されると言われているので、400kgのテールゲートを搭載すると3%悪化する理屈になる。

中型トラックが軽油1リットル当たり5km走行するとして、250kmでは50リットルの軽油を消費することになるので、50リットルの3%、つまり1.5リットル燃費が悪化したことになる。1.5リットルの1ヶ月分(25日)は、37.5リットル、1年分は450リットル、10年間だと4500リットルになる。軽油価格が1リットル当たり136円だとすると、テールゲート搭載で10年間に使用する燃料費は612,000円ということになる。

(中略)

その他に直接費として、テールゲートとその架装費の合計が約200,000円とすると、テールゲート付きトラックと搭載なしトラックのコスト差は10年間で20,612,000円となる。

移動式安全リフトのユーザー価格を、10年間のメンテナンス費用も含めて300万円としても2台で600万円、テールゲート付きトラックと比較して14,612,000円もの差が出ることが分かる。

これは、1台当たりのトラックで比較しているが、使用台数が10台、20台と増えれば、非常に大きな金額となる。

このことからも、「移動式安全リフト」の導入は、運送事業者だけでなく荷主に対しても大きなメリットをもたらす事が明らかなのである。

「THE TRUCK 12月号」より抜粋。弊社製品を特集いただきました。

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